原料は、水だけ。
キッチンのしつこい油汚れやおもちゃの洗浄、トイレ周りの除菌にも効果を発揮する、水から生まれた魔法のようなマルチクリーナー。
原料は水だけなのに汚れを落とすことができる秘密は、特許技術による水の電気分解。水を電気分解すると、アルカリ性と酸性、2種類の水に分かれます。この性質が、汚れを落とすメカニズムに関係しているのです。
アルカリ性と酸性は、pHと呼ばれる0〜14.0の数値でその強さを表します。数値が大きくなればなるほどアルカリ性が強く、小さくなればなるほど酸性が強くなり、その間のpH7.0前後は中性になります。たとえば、クエン酸はpH2.0、水道水は水質基準としてpH5.8〜8.6以内と定められており、石けんはpH9.0〜11.0というJIS規格があります。
実は、汚れもアルカリ性と酸性のどちらかに分類されます。アルカリ性の代表的な汚れは、シンクに残る水垢やカルキなどの水周りの白い汚れです。対して酸性の汚れとは、換気扇やガスコンロにこびりつく油汚れ、食物の汚れや家具・家電についた手垢など、生活する上で必ず出てくる動植物由来の汚れのこと。それぞれの汚れは、反対の性質を持つ水と触れることで中和作用が起きます。これが汚れの落ちる仕組みです。
また、汚れを落とすだけでなく除菌にも効果があります。一般的な細菌や微生物の多くは、pH4.0〜10.0(弱酸性〜弱アルカリ性)程度でしか生息できません。そのため、このpH12.5の電解アルカリ水を吹きかけ、30〜60秒間放置し拭き取ることで、一般生菌を取り除くことができるのです。
さらに、このクリーナーには他にはない2つの特長があります。1つは、金属に使用しても錆びが発生しないこと。水を電気分解すると、アルカリ性の水ができると同時に、錆びの原因になる酸性の水が生まれてしまうため、一般的な電解アルカリ水には、酸性の水も微量に含まれています。
一方、The Magic Waterは、特許を取得した独自の技術を用いて、アルカリ性の水だけが抽出されているので、錆びや劣化を心配することなく、金属製品にも安心してお使い頂けます。もう1つの特長は、未開封の状態で、なんと5年間も品質が保持されること。不純物を一切含んでいないので、経年変化が起こりにくいのです。この優れた技術を利用した電解アルカリ水は、公共交通機関や自動販売機の清掃など、実は様々な場所で使用されています。それらを一手に供給する株式会社ケミコートによる製造です。
原料は水だけなのに、不思議なほど油汚れがよく落ちる、環境にも人体にも配慮したマルチクリーナーが生まれました。